遺言書は大事なものです

相続でもめる、テレビドラマにも登場しますが、ドラマの中だけでは現実にもよくおこる問題です。
財産が多額にあるとか、不動産があるとかそのような人は生前に遺言書を書かれていると思いますが、土地もないし、貯金もそれほどでもと言う人はあまり書かれていないのではないでしょうか。
私の親戚にも、そのような人がいてお亡くなりになり、相続で大変揉めることになったのです。
その方には奥様とお二人の子どもさんがいましたが、子どもさんとは完全に疎遠になっていました。
財産は全て奥様に渡したかったみたいですが、遺言書を書かれていなかったのでどうすることもできませんでした。
二人の子どもさんが相続放棄をしないと言って、法律で決まっている権利を主張したのです。
しかも、長い年月ご両親をほったらかしにしておいて、病気になってもお見舞いすら来なかった人たちが、やっぱり欲に目がくらむものだとむなしく思ってしまいました。
人の気持ちは、その場その場で変化していきます。
だからこそ、遺言書の必要性を私は実感したものでした。

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