自分が亡くなったときのことを考えて、相続について遺言を残すことを考えている方も多くいらっしゃると思います。
でも、せっかく書いてもそれに不備があれば実行されなかったり、有効なものを残していても、それが発見されない場合は実行することができません。
よくありがちな失敗が、自筆ではやく、ワープロやパソコンで作成したり、書面ではなくビデオや音声で残してしまうことがあります。
そして書面であっても日付を入れ忘れたり、印鑑を押していないものは有効とはされません。
混乱を防ぐために残した遺言がさらなる混乱を招いてしまうようでは困ってしまいますから、有効なものを残すためには行政書士や司法書士、弁護士といった専門家のサポートを受けるのもおすすめです。
そして自分が亡くなったあとに実行してくれる人も決めておくとより安心です。
そして遺言を発見した場合もそれを開封してしまって無効になってしまう場合もありますので、見つけた場合もすぐに開封したりせずに専門家のアドバイスを受けて行動するのがおすすめです。
2013年7月アーカイブ
家族が亡くなるのは、本当に受け入れがたい事です。
遺族としては、まず先に悲しみが来ます。
そのあとにいろいろ処理しなければいけない問題があります。
その一つが、相続財産に関する物です。
相続にあたり、遺言が大きな力を発揮します。
ですから、極力亡くなる前に遺言を書いて置くことは賢明です。
それを書く事により、自分の意思をきちっと伝えることができるからです。
もし、無いならば、もしかすると家族の間で必要のない争いなどが発生してしまう恐れ
があります。
できるだけ、細かく記すことができます。
例えば、この人には多く遺産を受け渡す、この人には少なく受け渡すといった具合に
です。
そうするなら、残された遺族もそれに従うだけで済むからです。
スムーズに物事が運んでいきます。
家族が幸せに暮らす為に、遺言は必要です。
しっかりと法律に照らし合わせて書くことで始めて有効になりますので、書き方も事前
に調べておく必要があります。
気持ちを形に残しておきましょう。